エフフォーリアが天皇賞に挑戦します。古馬の超一線級を相手にします。コントレイルやグランアレグリアを東京コースで相対するので、大きなチャレンジになります。
3歳馬による天皇賞制覇はエフフォーリアの父のシンボリクリスエスが最後で、19年前となります。エフフォーリアが勝てば快挙になりますね。祖父のシンボリクリスエスという血統的な縁を感じます。まさにブラッドスポーツです。
この世代の3歳馬は強い世代と言われています。代表する例はスプリンターズSのピクシーナイトや毎日王冠のシュネルマイスターなどが3歳馬での制覇となっています。その世代のトップホースの1頭がエフフォーリアなので、その点も追い風でしょう。
天皇賞は3強と言われており、その3頭の中では一番前で競馬することが予想されるのがエフフォーリアです。後ろで切れ味勝負をしたいコントレイルとグランアレグリアです。その2頭はディープインパクト産駒なので、大阪杯と違ってベスト舞台です。エフフォーリアを射程圏に入れながら直線で爆発させる競馬をすると思うので、エフフォーリアはどれだけ前で粘れるかだと思います。粘るというと切れ味がないように聞こえますが、前目で早い上がりを使えるのもエフフォーリアです。5番手ぐらいから早い上がりを期待しています。
3頭とも休み明けなので、最終追い切りやパドックでの様子を見る必要がありますが、今のところ3頭とも順調です。最後方のレースが見られそうです。
出資馬なのでエフフォーリアが優勝してくれるのが最高ですが、エフフォーリアのベストのレースをしてほしいと思っています。横山武史騎手もノッているので、楽しみな天皇賞です。1週間が待ち遠しい。