出資馬の紹介として、まずはヴェスターヴァルト。
血統は父ノヴェリスト・母サンブルエミューズです。母の初仔で、妹にナミュールとラヴェルがいます。今となっては走っている兄弟ですが、初仔で父ノヴェリストなので、募集時は人気なかったです。父ノヴェリストの種牡馬成績は良いとはあまり言えません。重賞勝ち馬はラストドラフトのみとなっていて、ゴッドセレクションとヴェスターヴァルトがオープン馬となっています。3頭いる出世馬のうちの1頭となっているので、優秀な母の仔といえるかもしれません。しかも募集価格は400口で5万円(総額2000万円)でキャロットクラブでは安い価格帯です。掘り出しものだったですね。
3歳児は重賞3着になったりしながらオープンまで上がっていきましたが、4歳以降のオープンクラスでは思うような成績を残しておりません。距離は1200~1600Mを使われておりますが、ベストは1200Mかなと思います。しかも時計のかかる馬場がよいと思います。重馬場でも走れる血統です。オープンで唯一連対した福島1200Mで今週走る予定なので、ここでの内容が重要になりそうです。
もし内容が伴わなければ、条件を変える必要があると思います。
ダートに路線変更してほしいです。母母のヴィートマルシェからマルシュロレーヌやバーデンヴァイラーがダートで活躍しております。ダート適正が高いと思うので、芝で頭打ちしたらダートに矛先を向けてほしいです。
今週は芝を走るラストチャンスとなりそうなので、注目です。